地上デジタルテレビジョン放送の特徴

■デジタルテレビ放送では、ゴーストはなく、高品質の映像・音声が届けられます。
■今までのアナログテレビ放送1チャンネル分の電波でデジタルハイビジョン放送することが出来ます。
■地上デジタルテレビ放送では、デジタルハイビジョン放送1チャンネル分で、
 現行のアナログテレビ放送と同等の標準画質の2〜3番組を同時に放送することができます。
■地上アナログテレビ放送の場合は、字幕放送のためには特別なアダプターが必要でしたが、デジタルテレビ放送では、
 受信機の標準機能として字幕放送を楽しむことができます。
■ドラマなどの筋書きを音声で紹介する解説放送を楽しむこともできます。
■受信機器によってはアナウンサーの声をゆっくりしたスピードで聞くことができる話速変換装置を内蔵した
 地上デジタルテレビが登場しています。
■いつでも、ニュースや天気予報などの情報が見られる。
■クイズやアンケートなど番組への参加が可能になる。
■電子番組表(EPG)で当日から1週間先までの番組情報が見られる。
■携帯などで地上デジタルテレビ放送が見られる。

地上デジタルテレビジョン放送の受信方法

■個別アンテナで受信する場合
 UHFアンテナと、地上デジタルテレビ放送対応のテレビもしくは今のテレビに地上デジタルチューナーや
 地上デジタルチューナー内蔵録画機器を接続することで受信できます。
 その地上デジタル放送対応のテレビ受像機には、HDDレコーダー、単体チューナーあるいはケーブルテレビセットトップボックス
 などがあります。
■集合住宅の共同アンテナで受信する場合
 UHFアンテナと、各ご家庭で地上デジタルテレビ放送対応のテレビもしくは今のテレビに地上デジタルチューナーや
 地上デジタルチューナー内蔵録画機器を接続することで受信できます。
■ケーブルテレビに加入している場合
 新たにアンテナを設置しなくてもケーブルテレビを通して受信できます。ケーブルテレビの方式により必要な機器が異なります。
■山間地などの共同受信施設で受信する場合
 山間部など放送電波が届きにくい地域での視聴を目的に設置された共同受信施設では、
 施設が地上デジタルテレビ放送対応となっていない場合、現在の施設の改修が必要ですので施設の保守・管理業者にご相談ください。

地上デジタルテレビジョン放送の録画方法

デジタル放送番組には、原則として「一回だけ録画可能な」コピー制御信号が含まれています。
デジタル放送の番組を録画するには、このコピー制御信号に対応したディスクを使用する必要があります。
コピー制御信号が入っているデジタル放送は、CPRMに対応したディスクであれば1回だけ録画することができます。
CPRMとは著作権保護技術のことで、著作権を保護しつつ記録媒体にデジタル放送番組を録画できる技術です。
デジタル放送を録画するには、CPRMに対応したレコーダーとCPRMに対応したディスクが必要となります。
コピーワンス(一回のみ録画可能)のため、デジタル放送の番組はダビング録画できません。
HDD(ハードディスク)に録画したデジタル放送番組をDVDへ移動(ムーヴ)することはできます。
ただし、HDDに録画されているデータは消去されます。
チューナーが接続された状態であれば、現行家庭用のVHSのビデオに録画することも可能ですが、 
デジタル放送の特長である、高画質 高音質は再現されません。
デジタルビデオ でしたら、デジタル放送の信号をそのまま記録することができます。

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